【もう悩まない】大阪城東区のペインクリニックが教える!頭痛の原因と対処法|神経ブロック注射でつらい頭痛から解放
- 「最近、頭痛がひどくて集中できない…」
- 「市販の頭痛薬が効かなくなってきた…」
- 「クリニックから処方されたお薬を飲んでも効果を感じられない…」
このように、頭痛に悩んでいる大阪市城東区にお住まいのあなた。もしかしたら、その頭痛は放置すると慢性化してしまうかもしれません。この記事では、城東区にある植月診療所のペインクリニックが、つらい頭痛の原因と対処法について解説します。ぜひ最後まで読んで、つらい頭痛から解放され、快適な毎日を送りましょう。
頭痛の種類とそれぞれの症状
頭痛には、大きく分けて「一次性頭痛」と「二次性頭痛」の2種類があります。
一次性頭痛
一次性頭痛とは、頭痛自体が病気である頭痛です。代表的なものとして、片頭痛、緊張型頭痛、三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)があります。
片頭痛
片頭痛は、ズキズキと脈打つような激しい痛みが特徴的な頭痛です。
片頭痛の症状
- 頭の片側(両側の場合もある)に起こる、ズキズキと脈打つような痛み
- 吐き気や嘔吐を伴う
- 光や音、においに敏感になる
- 体を動かすと痛みが悪化する
- 前兆として、閃輝暗点(せんきあんてん)と呼ばれる光の波のようなものが見えることがある
片頭痛の原因
片頭痛の正確な原因はまだ解明されていませんが、脳の血管の拡張や、神経伝達物質の関与が考えられています。誘発因子としては、以下のようなものが挙げられます。
- ストレス
- 睡眠不足・過眠
- 疲労
- 女性ホルモンの変動(月経、排卵など)
- 特定の食品(チョコレート、チーズ、赤ワインなど)
- 気圧の変化
片頭痛の好発年齢・性別
20~40代の女性に多い傾向があります。
片頭痛が起こる頻度
月に1~2回程度、多い人では週に1回以上発作が起こります。発作は数時間から3日間程度続くことがあります。
緊張型頭痛
緊張型頭痛は、頭全体や後頭部が締め付けられるような鈍い痛みが特徴的な頭痛です。
緊張性頭痛の症状
- 頭全体や後頭部、首筋にかけての締め付けられるような、または圧迫されるような痛み
- 肩や首のこりを伴う
- 吐き気や嘔吐は伴わないことが多い
- 光や音に過敏になることは少ない
緊張性頭痛の原因
緊張型頭痛は、精神的なストレスや身体的な疲労、長時間の同じ姿勢などが原因で、首や肩の筋肉が緊張することで起こると考えられています。
- 精神的ストレス
- 身体的疲労
- 長時間のデスクワーク
- 不自然な姿勢
- 睡眠不足
緊張性頭痛の好発年齢・性別
年齢や性別に関係なく、誰にでも起こりうる頭痛です。
緊張性頭痛の頻度
一次性頭痛の中で最も多いタイプであり、慢性化しやすい傾向があります。毎日続くような慢性のものから、時々起こるものまで、症状は様々です。
三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)
三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)は、目の奥がえぐられるような、または突き刺すような非常に激しい痛みが特徴的な頭痛です。
三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)の症状
- 目の奥、こめかみ、額にかけての激しい痛み
- 目の充血、涙、鼻水、鼻詰まり、まぶたの腫れなどを伴う
- 痛みの持続時間は15分~3時間程度
三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)の原因
三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)の原因はまだ完全には解明されていませんが、脳の視床下部という部分の機能異常や、血管拡張、神経伝達物質の関与などが考えられています。
- アルコール
- 喫煙
- 特定の食品
- 気圧の変化
- 睡眠不足
三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)の好発年齢・性別
20~30代の男性に多い傾向があります。
三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)の頻度
ある一定期間に集中して、毎日のように頭痛が起こります。
二次性頭痛
二次性頭痛とは、病気が原因で起こる頭痛です。原因となる病気は様々ですが、中には命に関わる危険な病気もあります。
首が原因
首からくる頭痛(むち打ち等の整形外科疾患)
耳鼻科疾患が原因
蓄膿症
内科疾患が原因
慢性疾患(高血圧など)による頭痛
頭部疾患が原因
脳梗塞など
その他が原因
アルコールなど
普段と違う激しい頭痛や、手足のしびれ・麻痺、意識障害などを伴う場合は、すぐに医療機関を受診しましょう
東洋医学からみた頭痛
西洋医学的な頭痛の分類や原因とは別に、東洋医学では、頭痛を「気」「血」「水(すい)」のバランスの乱れ、そして「五臓六腑」の不調から捉えます。それぞれの視点から頭痛を解説していきます。
東洋医学における「気・血・水」と頭痛
東洋医学では、人間の体は「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つの要素で構成されていると考えます。これらの要素がバランス良く体内を巡ることで健康が維持されます。これらの要素のバランスが何らかの原因で崩れると、頭痛をはじめとする様々な不調が現れると考えられています。
気(き)
命エネルギーのことです。全身を巡り、内臓の働きを助け、体を温めるなどの作用があります。気が不足したり、滞ったりすると、頭痛やめまい、倦怠感などの症状が現れます。
血(けつ)
血液のことです。全身に栄養を運び、体を潤す作用があります。血が不足したり、滞ったりすると、頭痛や肩こり、冷えなどの症状が現れます。
水(すい)
体液のことです。全身を潤し、老廃物を排出する作用があります。水の巡りが悪くなると、頭痛やむくみ、めまいなどの症状が現れます。
東洋医学における「五臓六腑」と頭痛
東洋医学では、人間の内臓は「五臓六腑(ごぞうろっぷ)」という5つの臓と6つの腑に分けられ、それぞれが密接に関連し合って体の機能を維持していると考えます。
五臓(ごぞう)
肝(かん)、心(しん)、脾(ひ)、肺(はい)、腎(じん)の5つの臓器を指し、生命活動の維持に不可欠な役割を担っています。
六腑(ろっぷ)
胆(たん)、小腸(しょうちょう)、胃(い)、大腸(だいちょう)、膀胱(ぼうこう)、三焦(さんしょう)の6つの腑を指し、消化吸収や排泄など、生命活動をサポートする役割を担っています。
これらの五臓六腑のバランスが崩れると、頭痛をはじめとする様々な不調が現れると考えられています。
東洋医学的な頭痛のタイプと特徴
東洋医学では、頭痛は原因や症状によっていくつかのタイプに分類されます。一部を紹介します。
風寒頭痛(ふうかんずつう)
寒さや風邪が原因で起こる頭痛です。後頭部から首筋にかけて痛みがあり、寒気や発熱を伴うことがあります。
風熱頭痛(ふうねつずつう)
熱や炎症が原因で起こる頭痛です。頭全体がズキズキと痛み、発熱や喉の痛みを伴うことがあります。
肝陽上亢頭痛(かんようじょうこうずつう)
ストレスやイライラが原因で起こる頭痛です。こめかみや頭頂部に痛みがあり、めまいやイライラを伴うことがあります。
痰湿頭痛(たんしつずつう)
水分代謝の乱れが原因で起こる頭痛です。頭が重く、ズーンと痛むことが特徴で、吐き気やめまいを伴うことがあります。
瘀血頭痛(おけつずつう)
血行不良が原因で起こる頭痛です。頭の同じ場所がズキズキと痛むことが特徴で、肩こりや首こりを伴うことがあります。
頭痛の原因|あなたの頭痛はどれ?
頭痛の原因は、人によって様々です。
ここでは、一般的な頭痛の原因について解説します。
生活習慣の乱れ
睡眠不足や過労、ストレス、不規則な食生活などは、自律神経の乱れを引き起こし、頭痛の原因となります。特に、長時間のデスクワークやスマホの使用は、首や肩の筋肉を緊張させ、緊張型頭痛を引き起こしやすくなります。
女性ホルモンの影響
女性ホルモンの変動は、片頭痛と深く関わっています。月経(生理)前や排卵期に片頭痛が起こりやすいのは、女性ホルモンの変動が原因です。
その他
- 気圧の変化
- カフェインの過剰摂取
- アルコールの摂取
- 特定の食品(チョコレート、チーズなど)
これらの要因も、頭痛を引き起こす可能性があります。
今すぐできる!つらい頭痛への対処法
「今すぐこの頭痛をどうにかしたい!」
そんなあなたのために、すぐにできる対処法を紹介します。
市販薬を服用する
頭痛薬には、痛みを和らげる効果や炎症を抑える効果が期待できます。薬剤師に相談し、用法・用量を守って服用しましょう。ただし、市販薬はあくまで一時的な対処法です。頻繁に服用する場合は、医療機関を受診しましょう。
冷却する
冷却シートや氷枕などで痛む部分を冷やすと、血管が収縮し、痛みが和らぎます。特に、片頭痛の場合は冷却が効果的です。
安静にする
静かで暗い場所で横になり、心身をリラックスさせましょう。可能であれば、睡眠をとるのも効果的です。
飲み物・食べ物に気をつける
カフェインやアルコール、特定の食品は頭痛を悪化させる可能性があります。これらの摂取は控え、水分補給を心がけましょう。
大阪市城東区の植月診療所で行う頭痛治療
植月診療所では、あなたの頭痛の原因を特定し、適切な治療法を提案します。
神経ブロック注射
神経ブロック注射とは、痛みを伝達する神経の働きをブロックする治療法です。痛みを和らげる効果が期待でき、慢性的な頭痛にも効果があります。当院では、患者様の症状に合わせて適切な部位に注射を行います。
薬物療法
鎮痛薬や片頭痛予防薬など、症状に合わせた薬を処方します。また植月診療所では漢方専門医が、皆さまの体質、体力、精神状態、生活習慣などを詳細にお聞きし、これらの情報に基づいて、個別に最適な漢方薬を処方することで「気」「血」「水」の乱れ、および「五臓六腑」のバランスを整え、体全体の調和を図ることで、頭痛の根本的な原因にアプローチします。
頭痛だけでなく、肩こり、めまい、吐き気、冷え、便秘、月経不順など、頭痛に伴う様々な症状にも対応し、必要に応じて、西洋薬と漢方薬を併用し、より効果的な治療を目指します。
西洋薬では改善が難しい慢性的な頭痛や、繰り返す頭痛に対して、漢方薬は有効な選択肢となります。繰り返す頭痛でお悩みの方は一度、植月診療所までご来院ください。
生活習慣の改善指導
頭痛の原因となる生活習慣の改善をサポートします。睡眠、食事、運動など、専門的なアドバイスを行います。
植月診療所の神経ブロック注射について
- 「神経ブロック注射って痛いの?」
- 「副作用が心配…」
そんな不安をお持ちの方もいるかもしれません。神経ブロック注射は、痛みに配慮して行います。副作用のリスクは低いですが、まれに注射部位の痛みや出血、感染などが起こることがあります。ご不安な点があれば、お気軽にご相談ください。